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京都・大山崎町と滋賀・湖南市を行ったり来たり生活

"観光は世界平和につながる"にハッとさせられた

大山崎の観光スポット(ではないけど、ここを目指して大山崎に来るひともいるからあえてそう呼ぶ)のひとつである"大山崎 COFFEE ROASTERS"の主人・中村佳太さんのブログ記事のなかに、

"観光は世界平和につながる"

 と書かれていて、ハッとしました。

そうだよね。たぶん、ほとんどのひとが自分自身の体験としてこの言葉に納得できるんじゃないだろか。

 

ぼく自身もつい最近、今までそんなに興味がなかった国と地域にものすごく行ってみたいと思った経験をした。

それは、いわゆる観光と呼ばれる海外旅行の途中で出会った外国人との交流がとても楽しく、彼らが住んでいる国・地域に行きたい、もう一度彼らに会いたいを思った。

 

"観光は世界平和につながる"は、正確には佳太さんの言葉ではなく、佳太さんがあるひとから聞いたセリフ↓

 

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この中で佳太さんも言ってるように、「人と人との交流」がこれからの観光の本質になっているのは自分の体験としてもそんな感じがする。

 

だから、ぼくも乙訓地域のテーマに違和感をもつ佳太さんの考えにはとても賛成だし、なんなら大山崎が観光に力を入れると決めたときにつくった「いざ、天王山」というキャッチコピーもズレてる気がする。

 

大山崎に住む時間が長くなるほど、天王山という山がこの地域の人たちにとってどれぐらい大切な山なのかもわかってきた。琵琶湖が滋賀県民のマザーレイクなら、天王山はマザーマウンテン。

 

だから、まちのみんなで頑張ろうぜ、という一致団結の掛け声としての「いざ、天王山」はかっこいいんだけど、観光に使っちゃうと違和感がある。

もっというと、「いざ、天王山」というキャッチコピーと一緒にいるあの2匹のゆるキャラも違和感。
こんなに言ったら大山崎を追放されるかもしれないけど・・・。

 

大山崎山荘美術館、ウィスキー工場(島本町)、パヴェナチュール、大山崎COFFEE ROASTERSといった外から人を呼び込んでいるお店・施設の雰囲気と、観光テーマ「いざ、天王山」の雰囲気を比べてみてもらえれば、そのズレは見えるはず。

 

小さいまちなんだから、まちの雰囲気と、行政の方針のズレはなくしたいものだ。

 

 

と、話は大きくズレてしまった。本題は人と人との交流が大切って話。

大型バスに乗って非日常を体験する、というコンテンツはなくならないと思うし、それが大好きなアジアの大国だってあるし、儲かるんだろなってのも素人ながらなんとなくわかる。

自分が接待するときに、団体客と個人客だとどっちが心地いいか。

ぼくは後者。