大山崎山荘美術館で開催中の「みうらじゅんのマイ遺品展」に行ってきた。
山荘美術館は工芸をテーマにした企画展が多いので、そういうサブカルっぽい企画はなかなか珍しく、あの雰囲気とどう重なるのか気になっていた。ただ、みうらじゅんのことは名前はもちろんいろんなところで目にするが、実際、何者なのかはまったく知らなかった。
「みうらじゅんの企画展に行く自分」は「スタバでMacを開く自分」的な感じもあり、ミーハーな気持ちしかなかった。
実際に企画展を見て、圧倒された。偏愛、好奇心が溢れる知識量と収集癖。
思ったのは、みうらじゅんって目がいいのかなってこと。
日常に目にするものをすごくよく見てる。
それがスクラップブックの素材や、言葉のセンスに表れてるような気がした。
目が良すぎて、情報が多すぎると脳内がパンクして寿命が縮まってしまうから、サングラスをして目を隠してるんじゃないかと思う。
この展示が始まってから、コクヨのスクラップブックの売れ行きはきっと上がってるんじゃないかな。