大津市が昨年度から開催している「リノベーションスクール」の説明会に参加してきました。
「リノベーションスクール」は、参加者でチームを組み、2泊3日で対象の物件をどのように活用するかを考えるイベントです。今では全国各地で開催されています。
特徴としては
・空き物件は、不動産会社があまり扱いたがらないような物件
・物件を含むエリアの将来を考えて何をすべきかを考える
・参加者は地元の人だけでなく周辺地域や全国から
・ユニットマスターと呼ばれる不動産やまちづくりに精通した人が伴走してくれる
・最終日に物件の活用方法と事業計画の公開プレゼンがある
・公開プレゼンは不動産のオーナーにも聞いてもらう
(※不動産会社ではなくオーナーであることがポイント)
・オーナーがうん、と言えば実際にプロジェクトが動き出す
といった感じ。
小さいエリアで考えてそこにこんなお店(もしくはサービス)があったらいい、って考えることはほとんどないですよね。
例えば、駅前にもともとコンビニがあったであろう空き物件。基本的には不動産屋がテナントを募集して、民間のお金をもってる企業が入ってくる。またコンビニが入るかもしれないし、コインランドリーになるかもしれない。パン屋とか本屋ができてほしいと思っても、駅前でそこそこ高い家賃では小規模事業者の出店は難しい。そこにまちの人たちの気持ちは反映されない。
でも、リノベーションスクールの場合は、その物件がどんなお店だったらいいかを自分たちで考えて、自分たちで実施する。
結構覚悟が問われるイベント。
でも自分たちのまちなんだから自分たちでなんとかしないと。
そういう覚悟を学ぶために、大津に参戦しようかとおもっています。